ジョンソンコントロールズ株式会社
Johnson Controls K.K.
建物からサスティナブルな未来を
ジョンソンコントロールズの創業の起源は、1885年、人類が温室効果ガスの排出量や気候変動を話題にするずっと前に、ウォーレン・ジョンソンが貴重なエネルギー資源を効率的に活用する新たな方法を研究する企業を立ち上げたことが始まりです。エネルギーを効率的に活用しながら人々に快適で生産性の高い環境を提供することに尽力したウォーレン・ジョンソンのイノベーション精神はその後約140年にわたり多くの従業員を啓発し、今日まで当社の成長の原動力となっています。
現在、世界の二酸化炭素排出量の約40%は建物に起因するものと言われており、脱炭素化社会の実現において建物のエネルギー効率向上は欠かすことができません。当社は、ビルテクノロジーソリューションのグローバルリーダーとして、ビルのエネルギーの約4割を消費する冷暖房機器を効率的に制御する、中央監視、自動制御システムのほか、空調冷熱機器、冷凍機、防火・防災システム、セキュリティシステムといった、快適かつ安全な空間を創り出すソリューションを提供しオフィスビルやデータセンター、インフラ施設、文教施設、エンタメ施設まで多彩な建物環境を変革し、利用者体験を次世代レベルへ引き上げています。
■グローバル・日本の取り組み
ジョンソンコントロールズは創業以来、絶え間なくイノベーションを生み出し続けることでビルテクノロジーのグローバルリーダーとしてのポジションを獲得しました。こうした、高度なイノベーションを可能にしたのは当社に根付く多様性を受け入れ、一人ひとりが公正かつ公平に扱われるというダイバーシティ、エクイティ &インクルージョン(DE&I)の文化と、それを常にコアバリューとして心にとどめ、体現し続ける従業員です。こうした企業文化がヒューマンライツ・キャンペーン財団より評価され、同財団の2023-2024年企業平等指数で100点満点を獲得し「LGBTQの平等を実現している最高の職場」*として認定されました。
また、日本法人単体では、性の多様性への理解促進にトップダウン・ボトムアップの両面から取り組んでおり、任意団体work with Prideが主催する職場におけるセクシュアル・マイノリティへの取組みの評価指標「PRIDE指標2022」および「PRIDE指標2023」でシルバーを獲得しました。
また、2024年3月には、Z世代と言われる当社の若手現場エンジニアが中心となり、人手不足に直面する建設業界の魅力を向上すべく、「性の多様性 ハンドブック」を制作し当社ウェブサイトで一般公開しました。(ハンドブックと日本法人のこれまでの取り組み詳細はこちらを参照ください)
「性の多様性 ハンドブック」
アライステッカーも希望する従業員に配布しています
■LGBTQ当事者である従業員を支援するための社内グループJC4e(Johnson Controls for equality)
当社のイノベーションの源は、多様性と、インクルーシブかつ公正な職場環境にあります。当社では、共通の関心ごとや、バックグランドを持つ従業員のグローバルコミュニティであるビジネスリソースグループ(BRG)の活動を支援しており、現在9つのBRGが世界に70以上のチャプター(支部)を構え、会社から財務的な支援を受けながら公正かつ公平でインクルーシブな職場環境づくりを従業員主導で進めています。
そのうちの1つにLGBTQ+当事者である従業員を支援するためのBRGとしてJC4e(Johnson Controls for equality)があり、毎年6月には性の多様性を祝うプライド月間を主催し様々なプログラムを展開、社内の理解促進に取り組んでいます。
ジョンソンコントロールズ日本法人は今後一層LGBTQ+への理解促進を図ることを目的に、今年も東京レインボープライド2024に協賛することといたしました。今後も様々な活動を通じてすべての人が活きいきと働き、暮らすことのできる社会の実現に取り組んでまいります。